ミクロ経済学(消費者行動)

「らくらくミクロ経済学入門」でミクロ経済学の学習スタートです。
休みで雨降ってるからまとまった時間が取れたんで
何とか1章完了できました。

消費者行動というやつでミクロ経済の基礎で効用とか何やかやわけわかりません。
復習がてらまとめておきます。あくまでオレノートなんで信用しないでください。

予算制約線と無差別曲線の図になります。すべてはどうもこれが基礎になる模様。
無差別曲線と予算制約線の交点が最大になるところがイイということのようです。
ちなみに上の図ですが労働と賃金の供給の最適点にも応用できる模様。
詳細は経済学入門のサイトとか見てみてください。

1:効用最大消費量の決定
予算制約線の式
M(予算)=Px(X財の価格)×X(X財の消費量)+Py(Y財の価格)×Y(Y財消費量)
つまりX財の消費量を増やせばY財の消費量が減るということのよう。
無差別曲線  限界代替率=-ΔY/ΔX
ΔX=X財の変化分、ΔY=Y財の変化分 
限界効用
MUx(X財が1増えた時の限界効用)
ΔX(X財の変化)
MUy(Y財が1増えた時の限界効用)
ΔY(Y財の変化)
MUx・ΔX+MUy・ΔY=0を変形して限界代替率を算出
MUx・ΔX=-MUy・ΔYとなるので
-ΔY/ΔX=MUx/MUy で意味合いは限界代替率=限界効用の比ということのよう。

2:所得変化の効果
・三角形の面積で考える。
所得の増加→購入可能領域が拡大する(青線より右にシフト)。
  所得の減少→購入可能領域が減少する(青線より左にシフト)。
各財の所得変化による動き
収入が増えるとぜいたく品を買うようになるし収入が減ると安いもの買うよねという理解。
上級財(正常財)=「所得↑⇒消費↑」「所得↓⇒消費↓」で所得消費曲線は右上がり  中級財(中立財)=「所得に関係なく消費は一定」なので消費曲線は垂直
下級財(劣等財)=「所得↑⇒消費↓」「所得↓⇒消費↑」で所得消費曲線は左上がり 
所得弾力性
所得が増えると高いものが消費される。安いものは所得が減った時に消費される。
需要の変化率=ΔX/X  所得の変化率=ΔM/M
e(所得弾力性)=需要の変化率/所得の変化率  
「e<0⇒下級財」、「e=0⇒中級財」、「0<1⇒必需品(上級財)」、「e>1⇒奢侈品(上級財)」
エンゲル曲線
所得が増えると上級財を消費しても割合が低いということを表す曲線らしい。
上級財は所得が増えると消費量は右上がりに増加
下級財は所得が増えると消費量が右下がりに低下


3:価格変化の効果
・予算制約線への影響
価格の下落→購入可能領域が拡大する(青線より右にシフト)。
  価格の上昇→購入可能領域が減少する(青線より左にシフト)。
所得効果・代替効果  
所得は増えていないけどモノの価格が下落することで所得が上昇したのと 
同じ効果が得られるということのよう。そのため購入可能数が増える。
実質所得=名目所得/物価(価格)
所得効果:価格が下がって分母が小さくなって実質所得が増える。
代替効果:価格が下がることで消費量を減らす。
・価格下落での影響
「上級財:代替効果、所得効果ともに消費量増加」
「中級財:代替効果のみで消費量は増加するが弾力性=0なので所得効果は0」
「下級財:代替効果のみで消費量が増加するが弾力性が-なので所得効果も-」
ギッフェン財:代替効果では消費が増えるものの所得効果がそれを上回る-」
→ギッフェン財は「価格↑⇒消費↑」「価格↓⇒消費↓」という特殊財

4:価格弾力性
  需要の変化率=ΔX/X 価格の変化率=ΔPx/Px
価格弾力性=需要の変化率/価格の変化率=ΔX/ΔP ×P/X
「価格↓でも消費量は増えない⇒非弾力的=価格弾力性が小さい。」
「価格↓で消費量拡大⇒弾力的=価格弾力性が大きい。」
※代替品が存在すれば価格下落圧力が大きく価格弾力性は大きくなる。

5:労働供給量の決定
給料が上がれば休みを取らずに働き続けるそうです。確かに休むより働くわな。
代替効果の絶対値>所得効果の絶対値→労働時間増
 代替効果の絶対値<所得効果の絶対値→労働時間減
労働供給量(L)×賃金率(W)=所得(Y)
  ちなみにこれも一番上の図と同じで最大の均衡点(余暇と所得)のバランスを
求めるというもの。

ファイナンスに通ずるところがあるかもしれませんが・・・。これも最大の均衡点の
バランシングを取るという風に解釈しました。
今期の所得=Y1、来期の所得=Y2、利子率=r
・今期の消費=C1⇒Y1(今期の所得)-S(貯蓄)
・来期の消費=C2⇒Y2(来期の所得)+(1+r)×S(貯蓄)
C1+C2/1+r=Y1+Y2/1+r
今期貯蓄した分には利子がついて来期に所得移転されるというもの。
しかしながらマイナスになることもあるよな~。

まあオーソドックス以外にもあるけど基本パターンすら怪しい俺には
宿題かな。
・右下がり原点に凸⇒2財が代替関係にあるとき
・右下がり直線⇒交換比率が一定の場合
・右上がり⇒一方の財がリスクをとる(bads)の場合
・縦軸に水平⇒横軸に示す財にまったく無関心
・横軸に水平⇒縦軸の示す財にまったく無関心
・L字型⇒2つ揃わないと意味がない
・原点に対して凹型⇒2財が同時消費されるときに1つに人気集中
・円形⇒飽和状態らしいです。

とりあえず今日はこれで一段落です。グラフの傾きを求めるので微分を使うところと
グラフ内の面積を求めるというようなシーンが多そうです。
とりあえずは「最大値を求める」という点と「価格弾力性」が今日やったところでは
ポイントでなかろうかと思いました。

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