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ネットワークスペシャリスト(信頼性向上)

昨日は酒を飲んだのできちんと学習時間が確保できませんでした。(言い訳) 知的財産管理技能士の合格証書が届いて少し浮かれてますが、今年の 本命はあくまでネットワークスペシャリスト!!ということで今日は頑張ってみます。 1: RASIS ・R(Reliability) 信頼性 のこと MTBF が数値尺度( MTBF=1/故障率 ) ・A(Availability) 可用性 のこと 稼働率 が数値尺度( 稼働率=MTBF/MTBF+MTTR ) ・S(Serviceability) 保守性のこと MTTR が数値尺度( MTTR=1/修理率 ) ・I(Integrity) 保全性 のこと フールプルーフ 機構の導入やアプリケーション監査 バックアップ取得などで向上することが可能 ・S(Security) 安全性 のこと セキュリティマネジメントシステム の導入等で向上できる。  2:耐障害設計および性能管理 ・ フォールトアボイダンス 障害を起こさないようにする→コストがかかる。 ・ フォールトトレランス 故障が起きる前提で考え、被害を極小化する。 フェールセーフ :安全側に処理する。 フェールソフト :機能低下させてでも稼働させる。 フールプルーフ :予防する。 フォールトマスキング :故障隠蔽と自律回復 ・ 耐障害設計 故障予防 :故障しないように対策する。→低コスト 故障監視/運用:故障を検知して確実に手当てする。 台帳管理: 資産管理台帳 を作成し最新の状態を保持    故障復旧:停止時間を短くして復旧する。   ・ 性能管理 所定の性能を発揮しているか管理する。使用量のモニタ 3: バックアップ  バックアップ取得範囲を決めてから頻度、取得方法を決定する。 ・バックアップ方式 フルバックアップ :復旧時間は最短、バックアップ時間は最長 差分バックアップ :バランスがとれているがばらつきが大きい。 増分バックアップ :復旧時間は最長、バックアップ時間は最短 ・バックアップ運用 リストアリハーサル が必要。取得データは定期的に 廃棄 が必要 ・遠隔地管理 バックアップサイト の運用:遠隔地でデータ保全する。 コンティンジェンシープラン :緊急時対応計画 ハウジングサービス

ネットワークスペシャリスト(WAN)

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さて今日は WAN を学習です。WANはあまり馴染みがないですが まあぼちぼちやって行きます。 1:WAN技術の基本 ・LANとWANの境界 WAN回線を敷設するには 通信事業者 が関わる 必要がある。 ・公道をまたいだ通信 従来は通信事業者の回線を用いる必要があったが 技術の発達で 無線LAN等 で公道をまたいだ通信も 行うことが可能となった。 2:通信事業者が提供するサービス ・ 回線交換サービス 通話に先立って送信元ノードと宛先ノードの間に 伝送路を確立してから通信を行う。 速度が異なるネットワークは繋げない。 回線を占有するので通信速度が保証される。 ・ パケット交換サービス 通信データを中継ノードが一度蓄積してから 通信を行う形式 異なる通信速度でも接続できる。 回線を占有することがないが伝送遅延の可能性がある 。 ・ 公衆電話回線 300~3,400Hzの周波数を利用して モデム 経由でデータを転送する。 速度が遅いため ISDN や ADSL への移行が進んだ。 電話回線を用いた 全二重通信 の規格が V.34     ・ 変調方式 振幅変調 :振幅の大きさで0と1を判別する。 周波数変調 :周波数の変化で0と1を判別する。 位相変調 :位相の変化により0と1を判別する。 直交振幅変調 :振幅変調と位相変調の組合せ OFDM :周波数の異なる複数の搬送波を同時送信 ・ 専用回線 一般専用線:月額固定制で特定相手と通信できる。 高速デジタル回線 : HSD 、企業向大容量のデジタル回線  3:回線交換技術 ・ DDX DDX-C :回線交換型のDDXサービス DDX-P :パケット交換型のDDXサービス DDX-TP : DDX-Pと既存の電話交換網を接続する ・ フレームリレー X.25 プロトコルによるパケット交換伝送を簡略化したもの。 CIR で最低限のスループットを保証する。輻輳検出には BECN 、 FECN といった技術を使用する。 料金はCIRと通信距離に比例する。 4: ISDN ・ ISDNによる通信サービス ベアラチャネル:ISDNの Bチャネル のこと データチャネル:ISDNの Dチャネル のこと ・ISDNの規約群 ITU-Tの Iシリーズ勧告 で定義

ネットワークスペシャリスト(インターネットプロトコル)

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テキスト で最も分厚いところ・・・。まあここがネットワークの知識で 重要な部分なので仕方ない。他に マスタリングTCP/IP も並行して 通勤途上で読んでます。 1:インターネット技術の基本 ・ インターネット の定義 ネットワークとネットワークを結んで相互に通信する。 ネットワークをまたがって通信しているものは インターネットワーキング を行っている。 サブネットワーク の集合がインターネット ・インターネット成立の経緯 インターネットとIPは密接に関係している。     DARPA の軍事用通信回線開発が起源       ARPHANET にIPが実装され運用された。 1拠点が破壊されても迂回経路で通信が可能 ・アクセス経路の発展 アナログ回線 → ISDN → ADSL → FTTH    他に CATV も存在している。 ・インターネット利用の高度化 イントラネット →TCP/IP技術を用いた企業内ネットワーク インターネットVPN →伝送経路としてインターネットを利用するが 暗号化と認証で正規のユーザしか通信内容を 閲覧できないようにしている。 エクストラネット →異なる企業間をインターネットで接続する。  2: IP の基礎知識 ・IP ネットワーク層のプロトコルで TCP/IPプロトコルスイート の中核 以下3つの特徴を持つ パケット通信技術である 。 ベストエフォートのコネクションレス通信 経路制御を行う ・ 経路制御 インターネット上には無数の IX やルータが存在する。 その中から最も適切な経路を選ぶ作業が ルーティング ダイナミックルーティング と スタティックルーティング が 存在する。      ・ IPヘッダ IPは トランスポート層 からデータを受取ってIPヘッダを 付与して データリンク層 にパケットを受け渡す。    ・ IPアドレス(IPv4) インターネット上の端末を一意に識別するための アドレス体系で32ビットの2進数で表現される。      2進数だと人間にはわかりにくいので8ビットずつ 10進数に区切って表記する。 例)192.168.0.1      ネットワークアドレス と ホストアドレス で構成される。 ・ サブネ

ネットワークスペシャリスト(LAN)

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次の章がIPです。 LAN はどちらかと言えばインフラよりの話なので、 この分野をしっかりと押さえた上でIPに進めばわかりやすいはず・・・。 1:物理的な接続 ・ 同軸ケーブル 基幹LANに接続するにはMAUというトランシーバーが必要 10BASE5 : RG-11 規格でThickケーブルという。 10BASE2 : RG-58 規格でThinケーブルという。 ・ ツイストペアケーブル 4本のより対線でデータ転送を行う。 シールド処理された STP とシールドしていない UTP がある。 近年は速度差を吸収するため オートネゴシエーション を 備える機器が多くなってきた。 ・ 光ファイバ シングルモード:光の通り道が1つ、曲げに弱い マルチモード:光の通り道が広い、曲げに弱い 1000BASE-LX 、 1000BASE-SX 規格が存在する。 ・ リピーター 物理層でネットワークを接続する通信機器 電流の増幅と信号整形のみを行う。 リピーターを利用することで伝送距離を長くすることができる。 10Baseでは4段、100Base-TXでは2段までと決められている。 近年はマルチポートリピーターである ハブ が主流 2:論理的な接続と伝送制御 ・ ネットワークトポロジ バス型 :基幹ケーブルから支線が延びる形態 スター型 :中央のハブから支線が延びる形態 リング型 :ケーブルをリング上に配置する形態 メッシュ型 :すべてのノード間を結ぶ形態 3:伝送制御方式 ・ CSMA/CD ネットワーク上にデータが流れていないか確認してから データを送出する。データ衝突の場合はデータを破棄する。 衝突が増えるとスループットが低下する。   ・ イーサーネット CSMA/CDを採用したデータリンク層の通信規約、 IEEE802.3 として 標準化 されている。 ・ トークンリング トークンを巡回させてそれを捕まえた端末だけが 通信できる形式。 IEEE802.5 にて標準化されている。 ・ アーリートークンリリース 方式 トークンを一定時間でリリースする方式 ・ FDDI アペンドトークン 方式によりネットワーク上に必ず1つフリートークンが 存在する。伝送速度が1

ネットワークスペシャリスト(電気通信)

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電気通信 ・・・。電気ってさっぱりですが、ネットワークを やる上では避けて通れないところです。きちんと身につければ システム系ではかなり重宝がられる分野です。 真剣に電気の勉強しとけばよかった。 1: 音声信号 と 符号化 ・アナログとデジタル アナログ =連続量 デジタル =離散量 ・デジタル化のメリット 「ノイズに強い」、「データ量のコントロールが出来る」 「コンピュータシステムと相性がいい」 ・符号化の手順 標本化 → 量子化 →符号化 ・ PCM 量子化を行ったデータをそのまま符号に割り付ける 周波数×データ容量=伝送容量/時間 ・ ADPCM PCMを改良してデータ容量を小さくしたもの ・ 分析合成符号化 データパターンを用意して原データに近いものを選択する。 ・ CELP 携帯電話用に開発された符号化形式 2:画像信号の符号化 ・画像データ圧縮の手法 予測符号化 :差分データで表示 変換符号化 : エントロピ が小さい値に変換 不可逆符号化 :データを間引く 動き補償予測 :動画で行われる予測手法 エントロピ符号化 : ハフマン理論 でデータを最小化する。 ・ 画像データ規格 JPEG =不可逆圧縮 GIF =256色までしか扱えない。 MPEG =動画規格 ・ 音声関連 MP3 :MPEG1の音声圧縮方式 H.261 :TV会議に利用されている。 H.323 :VOIPに利用されている。 3: 同期制御 ・同期 送信側と受信側で通信タイミングを合わせる。 ・ ビット同期 (クロック同期方式) 1ビットのデータを正確に認識するための方式 同期方式:データの中に同期信号を混在させる。 調歩同期方式:先頭と最後にスタートビットとストップビットをつける ・ ブロック同期 キャラクタ同期方式:8ビットのSYNコードを認識して通信 フラグ同期方式  :データの前後にフラグを挿入して同期 4: ベーシック手順 ・ベーシック手順 BSC方式 をベースにISO/JIS化された伝送手順 ・データ転送のフェーズ 回線接続→データリンク確立→データ転送→データリンク切断→回線切断 コンテンション方式:ポイントtoポイント ポーリング方式 :制御局が従属