FP1級のお勉強(その2) C分野:金融資産運用

とりあえず、FP1級の中で一番好きな分野かもしれないC分野、ビジネス会計検定とか証券外務員と被る箇所があるからその辺の知識が参考になります。一応、当方のブログでも言及しているのでご参考になればどうぞ
◆過去記事
ビジネス会計検定関連
 財務諸表
 財務諸表分析
証券外務員関連

一応各分野リンク
A分野
C分野
D分野
E分野
F分野

◆応用編項目

1.財務諸表分析関連

(1)ROA(%):
総資産当期純利益率=当期純利益÷総資産×100
総資産経常利益率(国内基準決算短信の場合)=経常利益÷総資産×100
使用総資本事業利益率=事業利益÷総資産×100
 ・事業利益=営業利益+受取利息および受取配当金+有価証券利息
(2)ROE(%):
自己資本当期純利益率(国内基準決算短信の場合)=
当期純利益÷{(期首自己資本+期末自己資本)÷2}
自己資本=純資産-被支配株主持分-新株予約権
・自己資本利益率(開示資料)=当期純利益÷自己資本
自己資本利益率(分解)=売上高当期純利益率×総資本回転率×財務レバレッジ
 ・売上高当期純利益率=当期純利益÷売上高
 ・総資本回転率=売上高÷資産
 ・財務レバレッジ=資産÷(純資産-被支配株主持分新株予約権)
(3)配当指標関連:
内部留保率(%)=(1-配当性向)×100
配当性向(%)=配当金総額÷当期純利益×100
サスティナブル成長率(%)=ROE×内部留保率=ROE×(1-配当性向)
(4)利益計算関連
インスタントカバレッジレシオ(倍)=事業利益÷金融費用
 ・事業利益=営業利益+受取利息および受取配当金+有価証券利息
 ・金融費用=支払利息および割引料+社債利息
限界利益=売上高ー売上原価=売上総利益
*変動費が売上原価であると仮定する場合
限界利益率=売上総利益÷売上高
最終利回り(%)=[{表面利率+(額面ー買付単価)÷残存年数}÷買付単価]×100
割引債券複利単価(円)=100÷(1+最終利回り)^期間

2.ファンドの計算関連

(1)ポートフォリオの期待収益率
Xファンドの予想収益率合計×購入割合+Yファンドの予想収益率合計×購入割合
 ・ファンドの予想収益率=予想収益率×生起確率
(2)標準偏差
√分散
 ・分散=生起確率×(シナリオの予想収益率-期待収益率)^2の合計
 ・シナリオの予想収益率=Xファンドの予想収益率×購入割合+Yファンドの予想収益率×購入割合
(3)投資信託
・投資スタイル:
信託の受益権を均等に分割する形式→契約型
投資法人に投資する形式
・運用スタイル
アクティブ=ベンチマークを上回る投資成果を目指す
パッシブ=ベンチマークに連動する投資成果を目指す


◆基礎編項目

4.債券の利回り計算:最終直接所有期間年複利債券の種類
7.課税制度:NISA金融商品の課税

ひとまず2回目も完了、特に債券の計算箇所が覚えきれない。というより理解できないのと株式のポートフォリオ理論の箇所(ファイナンス関連)のところで数式が出てきて「うっ」とかなるんですが、まぁ証明過程でのΣとか∬とかは無視すれば普通の足し算と掛け算なので何をしているかさえ理解できれば、後はそれを使いこなせるように何回も繰り返し説いてパターンを体に覚え込ませるというところでしょうな。
C分野はやってて楽しいので気分がいいですが、関連資料検索するとここでも証券会社とか銀行の記事とかがいっぱい出てくる。証券会社の用語集がさらっと流されているので結構、分かりにくかったりします。法令は流す程度でいいんですが、金融庁のガイドラインとか見ると、ほんと下らねぇなぁ。本質をきちんと説明していないよなぁという感じがします。なので金融機関は色々と抜け穴探して営業するわけですよね。小難しい文書の解釈とか本質じゃないとこを縛るのではなくて、本質的な行為を縛らないと金融の不祥事はなくならないと思いますね。


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