ビジネス会計検定(貸借対照表)

今日は貸借対照表です。簿記やれば自然に読めます。

自社のものをぜひ一度見てみることをおすすめします。
色々とわかります。
無借金経営してる企業なんてはっきり言ってありえませんので。
会計してないと、へぇー無借金経営なんだと驚きますが
はっきり言って「嘘」です。
今まで騙されていた僕がいうから間違いない(笑)。

1:貸借対照表とは
・勘定式:株主総会とか事業報告に用いられる。
・報告式:有価証券報告書に用いられる。
資産合計=負債合計+純資産合計









正常営業循環基準
仕入→製造→販売のサイクルを基準
1年以内=流動、1年超=固定









・固定性配列法









総額主義
資産項目、負債項目および負債項目と純資産項目を相殺して
貸借対照表から除外してはならない。

2:資産
流動資産(流動性が高いものから順に)   現金、預金
受取手形
売掛金
有価証券(売買目的有価証券):売買目的は時価評価、その他は取得原価
棚卸資産:作業屑とか貯蔵品等も計上する必要がある。
前渡金
前払費用
未収収益
短期貸付金
未収金(未収入金)
繰延税金資産
固定資産
有形固定資産:建物、機械、土地、リース資産、建設仮勘定
無形固定資産:特許権、商標、ソフトウエア等に加えてのれんも含まれる。
投資その他資産
繰延資産
創立費
開業費
株式交付費
社債発行費
開発費
・資産の評価基準
取得原価:購入価格に付随費用を加える
時価:再調達原価と正味実現可能価格
割引現在価値:資産の利用から得られる将来のキャッシュフロー
償却:定率法、定額法

3:負債
流動負債
支払手形:法的債務にあたる、営業上の未払金
買掛金
短期借入金:1年以内に返済期限が訪れる借入金
未払金
社債(1年以内)
未払費用
未払法人税等
前受金
預り金
前受収益
引当金:評価性引当金、負債性引当金
固定負債
社債
長期借入金
リース債務
引当金:特別修繕引当金、退職給付引当金
繰延税金負債

4:純資産
株主資本:資本金、資本剰余金、利益剰余金、株主資本
評価、換算差額等
新株予約権:ストックオプションも含む
少数株主持分:親会社以外の株主の持分

項目まとめると簿記2級用に作った下記の資料みたいな感じか?

















資産と負債と、純資産の並びと
それぞれの項目の意味するところですな。簿記3級レベルであれば
体で覚えているでしょう。後は分け方次第かな。

IFRSが適用されるとこいつの呼び名が財政状態計算書(Statement of Financial Position)
となる模様。オフバランス経営でファイナンスリースしてたりする。
結局は資産分が負債に行くんで負債が大きくなり節税効果はあるけど
それが果たして会計的にいいことかどうかは別問題やね。

結構奥深いですよ貸借対照表。
明日は頑張れれば損益計算書をやります。

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