入門書を読む前の経済学入門2日目その2

第4章と第5章を読み進めました。
今日はなんか会社行くと腹の立つことばかりで、へこみましたが
経済学に思いをはせると小さいなと思えるようになりました。

■納税のギブアンドテイク
1)利益説=公共財やサービスの受取
2)保険説=生命や財産の保護
3)義務説=社会福祉の充実
※個人的には3)と2)の様なものではないかと思う。
いわゆる掛け捨て型保険

■政府収入
1)税金、印紙収入=もっともメイン
2)税外収入=商売下手な政府はしない方がいい。
3)国債発行=赤字国債は問題
昔は大きな政府か小さな政府かという話があったが最近は
補完性の原理」という考え方もある模様

■日銀の役割
マネーサプライ(通貨供給量)のコントロールおよび物価の管理
FRBは雇用の確保も目的らしい。

(1)マネーサプライで動かすマネー
1)M1=現金+(当座+普通預金)
2)M2=M1+定期性預金
3)M3=M2+郵貯+信託

(2)金融政策
1)公定歩合操作(引下げると景気刺激、引き上げると景気加熱抑制)
2)公開市場操作(売りオペ=国債買い→資金放出、買いオペ=国債売り→資金吸収)
3)支払準備率操作(高くすると貸出金低下、低くすると貸出金増加)

■公共投資や税金の弊害
景気悪化時は供給が多く、需要が満たされないので政府が需要を作る必要がある。
=いわゆるケインズ的政策の論拠
1)弊害:公共投資による民間資本締出=>クラウディングアウト
2)不況時でも有効に働く=>ビルトインスタビライザー

ここから私見、公共投資によるクラウディングアウトを繰り返すより
規制緩和を行った上で税制やセーフティーネットの整備の方が、今後の縮小
経済の中では有効。例えば起業特区を作成し、法人税を5年間減免、その代り
地域で雇用を行わない場合は罰則制度を設けて雇用を促すように仕向けるなど。

飽きるかなと思ったけど、案外続くもんですね。
ちなみに簿記は工業簿記テキスト一巡、明日から商業簿記です。

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