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プロジェクトマネージャ(プロジェクト・スコープ・マネジメント)

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さて、第3回目はPMBOKガイドに沿っていけば プロジェクト・スコープ・マネジメント です。 ■プロジェクト・スコープ・マネジメント  プロジェクトの作業範囲を明確にし、抜けや漏れを防止することで  プロジェクト目標の達成を図ること。 2:計画プロセス群  (1) 要求事項収集   利害関係者からヒアリングし、何をすればいいかを明確にする。   プロジェクト憲章をもとにヒアリングを行い、検討を進める。   ①インタビュー   ②フォーカス・グループ   ③ファシリテーション型ワークショップ   ④グループ発想技法   ⑤グループ意思決定技法   ⑥アンケートと調査   ⑦観察   ⑧プロトタイプ  (2) スコープ・マネジメント計画    PMBOK第5版で出てきた概念らしい。スコープ管理の計画を   設定する程度で認識しておく。  (3) スコープ定義   インプットは要求事項収集で集められた利害関係者の要求事項    要求事項について作業ができるレベルまで要求を詳細化すること。   プロジェクト・スコープ記述書を作成する。   ①プロダクト・ブレークダウン   ②システム分析   ③要求事項分析   ④システム工学   ⑤価値工学   ⑥価値分析  (4) WBS作成   要素成果物を作成するためにプロジェクトチームが行う作業を   階層的に分解し、 WBS として記述する。   ①ワーク・ブレークダウン・ストラクチャー   ② WBS辞書   ・WBSの例   4:監視・コントロールプロセス群  (1) スコープ妥当性確認(スコープ検証)    完成した要素成果物を公式に受け入れるプロセス   ①受入れ済み要素成果物   ②検査   ③受入基準  (2) スコープコントロール    プロジェクト・スコープと成果物    スコープ・ベースラインに対する変更を監視する。    ①差異分析    ②要求事項文書    ③要求事項トレーサビリティ・マトリックス    ④組織のプロセス資産    ⑤スコープクリープ 5:終結プロセス群  (1) プロジェクトやフェーズの終結   プロジェクトやフェーズを公式に終了する

プロジェクトマネージャ(プロジェクト統合マネジメント)

さて、今回はプロジェク統合マネジメントについてまとめてみます。 ■プロジェクト統合マネジメント  プロジェクトの各プロセスを相互に調整した上でプロジェクトの目標  達成を図ること 1:立上げプロセス群  (要求理解→目的・目標の明確化→条件決定)   (1) プロジェクト憲章 作成   プロジェクトを開始するために高次のプロジェクトの記述を行う。   ①プロジェクトのビジネスニーズ     ビジネス上のニーズ、目標を記述する。     経緯や背景を踏まえたビジネスニーズを記述する。   ②プロジェクトゴールの設定     プロジェクトの結果としての成果物の定義とプロジェクトの     ゴールについて記述する。   ③条件の設定    制約条件や前提条件、プロジェクトスタッフの情報等を    記述する。   ④プロジェクト環境    プロジェクトに関する標準、プロジェクトへの組織的な要請を    記述する。   概ね下記のような内容を記述する。   ・プロジェクトの目的   ・定量的な成功基準   ・スコープ定義と、スコープ除外範囲   ・顧客の期待   ・ステークホルダ   ・プロジェクトのビジネスケース   ・コストの概算見積もり   ・納期、および、特に重要なマイルストーン   ・プロジェクトマネジャーとスタッフ   ・プロジェクトライフサイクルと、プロジェクト管理への要求   ・主要な制約と前提   ・認識されているイシューと組織レベルのリスク 2:計画プロセス群   (成果物定義→スケジュール計画→コスト計画→品質計画)  (1) プロジェクトマネジメント計画書 作成   プロジェクト憲章をインプットとしてプロジェクトゴールとプロセス、ツールを   定義した計画書をまとめる1つの計画書でなく複数の計画書からなる  ①スコープ・マネジメント計画書   プロジェクト・スコープ・マネジメント  ②要求事項マネジメント計画書   プロジェクト・スコープ・マネジメント  ③スケジュール・マネジメント計画書   プロジェクト・タイム・マネジメント  ④コスト・マネジメント計画書   プロジェクト・コスト・マネジメント  ⑤品質マネジメント計画書   プロジェクト品

プロジェクトマネージャ(PMBOK)

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情報処理の プロジェクトマネージャ試験 を受験しようと思い立って、勉強することにしました。 テキストは お約束 のを選んだのですが、試験対策に特化されていていい本ですね。 しかしながら、試験合格だけというのもどうかなぁと思って、どうせならしっかりと学んでおこうと 思って、色々と読んだ本やWebサイトなぞからPMBOKにそってまとめてみようと思ったわけです。 それでは早速第1回めです。知識エリアが10個あるのでそれにそってまとめて行きたいと 思います。とりあえずは PMBOK第5版 をベースにアレンジしていきたいと思います。 1:PMBOKとは  10の知識ガイドと5つのプロセス群からなるプロジェクトを成功させるための知識体系   PMI という組織がまとめていて4年に1回程度改定されている。現在は 第5版 までが  出版されている。  PMBOKにそってプロジェクトを運用すると世界標準の用語で統一を行えるので  プロジェクトを進める上で標準化が容易に行うことができるというメリットがある。 2:知識エリア  下記の10個の知識エリアからなっている。  (1)プロジェクト統合マネジメント  (2)プロジェクト・スコープ・マネジメント  (3)プロジェクト・タイム・マネジメント  (4)プロジェクト・コスト・マネジメント  (5)プロジェクト品質マネジメント  (6)プロジェクト人的資源マネジメント  (7)プロジェクト・コミュニケーション・マネジメント  (8)プロジェクト・リスクマネジメント  (9)プロジェクト調達マネジメント  (10)プロジェクト・ステークホルダー・マネジメント 3:プロセス群  下記の5つのプロセス群を持っている。  (1)立上げプロセス群  (2)計画プロセス群  (3)実行プロセス群  (4)監視・コントロールプロセス群  (5)終結プロセス群 ひとまず、今回は第1回目ということで概要を整理するのに留めるとして 次回以降はそれぞれの知識エリア単位で整理していこうと思う。 ■参照サイト   http://www.tenstep.jp/cms/project-management-value